Page

愛でる

花を愛でてる、之定を愛でたい。

懐…入ってもいい?

あざと可愛さは難しかった…!

なでなでして

ほたるんかわいいです。

存在の理由

なんて身勝手な…それが思った事。 「皆城君。翔子を…翔子を還してっ!!」 縋るような声音に、どう返せば良いというのか。 「あれの適任者は彼女です。貴女もご存知の筈ですが」 「だけどっ…」 尚も言い募る相手に、言える言葉はただひとつ。 何故ならば…。 「僕たちは、その為の子どもの筈です」 内心の動揺は声に出なかっただろうか。 抑えつけた...

序章 邂逅

    部屋の主の趣味に調えられたソファーに向かい合わせに座る男と少女がいた。銀の髪に紫の瞳の男の話を緑の巻き毛の少女は飽きることなく聞いている。 今までの話が聞きたいのだ…と、少女が言ったのはいつだったか。彼以外の仲間にもそう言って話を聞いていたのは知っていたから、少女がそういい出したのは何故かも別段気にすることもなかった。 その日から男は苦笑しながら、幾度も彼の部...

第1話 紅の翼

太陽は名残惜しそうに地平線に消えていき、空は赤く燃えた色から徐々に夜へと色を移してゆく。 辺りが夜の静寂に変わり行く中、家路に急ぐ鳥達をあざ笑うかの様に移動する巨大な存在が有った。静寂を破り響くのは空気を切り裂くエンジン音。 それは黒い優美な外観を持つ飛空挺…だった。 「思ったよりも時間がかかったな」 読みがまだ甘かったか…。飛空挺のデッキの上で悔しそうに呟く男が居た。冷たくなっ...

Pagination

Page Search

ページ検索フォーム
Keyword